当社は、橋梁や河川、道路、上下水道など社会・経済基盤の整備に取り組む建設コンサルタントです。一般的に技術者は、「専門能力」「問題解決力」「人間対応力」の3つが重要視され、専門領域の知識・スキルだけではなく、幅広い能力が求められます。

これらのスキルは大学や大学院で学ぶだけでは十分に習得できません。実際に、働きながら、現場を経験しながら階段を上るようにキャリアアップする必要があります。当社は、そのための環境・教育の機会を用意し若手技術者の育成を図っています。

※大学の名誉教授を顧問に迎え入れ、社員がスキルアップできるよう、講習会、勉強会の充実を図っています。（構造力学、Excel、CAD等各種勉強会を年間15回程度実施）

有能な技術者になるには、土木工学の専門知識だけでは足りません。自社の提案の魅力、妥当性を客先に示す能力、つまりプレゼンテーション力も欠かせない能力であり資質です。溝田設計事務所ではこうした観点から、月に2回のデザインレビューという機会を設け、交代でプレゼンテーターとなり提案のコンセプトや設計意図を大勢の前で説明します。こうした経験を積むことで、プレゼンテーションの論理構成や話術を身に付けることができます。また、同期や先輩から客観的なアドバイスがもらえるので、広い視野でものを考える力、発想力が鍛えられます。さらに、この経験が設計技術にもフィードバックされ、より質の高いアウトプットが可能になります。